フィリピン不動産投資で詐欺に遭わないためには? 詐欺の回避方法を徹底解説

フィリピン不動産投資で詐欺に遭わないためには? 詐欺の回避方法を徹底解説
フィリピン不動産投資に興味はあるけど、詐欺に遭わないか心配な人も多いのではないでしょうか?

事実として、過去にはフィリピンの高い経済成長率や、人口増加率を謳い文句に詐欺をしていた業者も存在します。

しかし、フィリピン不動産投資では全ての業者が詐欺ではありませんし、むしろ顧客に寄り添ったサービスを提供する業者もいます。

そこで本記事では、フィリピン不動産投資で詐欺に遭わないために、実際にあった詐欺事例を紹介しながら、業者の見極め方をお伝えしていきます。

フィリピン不動産投資における詐欺の手口3選

フィリピン不動産投資における詐欺の手口3選
それでは、過去にあったフィリピン不動産投資に絡む詐欺事例を紹介していきます。

架空のプレビルド物件を紹介した詐欺

Aさんは東京都在住の30代男性。勤務先は大手出版社で、投資に無関心どころか考えたこともありませんでした。

ある時、知人の誘いでフィリピン不動産投資の話を聞くことにします。

現れたのは、フィリピン不動産を10年以上扱うブローカーと名乗る30代後半の男性。この人物から、フィリピン不動産の魅力を熱く語られ、Aさん自身も徐々に引き込まれていきます。

そして、その場で購入を決意。物件は首都マニラにある47階建てのコンドミニアムで、価格は2,300万円ほどです。

Aさんが買った物件は、プレビルド方式を採用しているため、完成までに4年ほど要するとのことでした。

そして購入から2年半が経過し、進捗が気になりブローカーの男性に連絡をしてみます。

しかし、メールをしてもLINEをしても返信がこず、渡された名刺に書かれた電話番号に電話しても繋がらず…。

結局、この業者と連絡が取れることはなく、完成予定の日になっても物件が引き渡されることはありませんでした。

フィリピン不動産投資では、プレビルド方式という、完成前に物件を購入する方法が採用されることが多いです。

Aさんは、プレビルド方式の仕組みは理解していたものの、その裏に潜むリスクを把握していませんでした。

後になってわかったことですが、ブローカーと名乗る男性は、プレビルド方式を材料に他の人にも同じ手口で詐欺をしていたそうです。

このブローカーは、実際に存在しないプレビルド物件を紹介し、契約直後は丁寧にやり取りしてくれるものの、ある時を境に行方をくらますという手口で、多くの人を騙し続けていました。

日本で不動産投資をする場合、プレビルド方式が採用されることはなく、契約と同時に所有権の移転登記をするため、このような事態には陥りません。

プレビルド方式という特殊な購入方法だからこそ、このような詐欺に巻き込まれてしまいました。

フィリピンの経済や増え続ける人口を謳った詐欺

Bさんは関東地方に在住の30代後半の女性。昔から投資に興味があり、数年前に都内のワンルームマンション投資を開始します。

しかし、毎月のローン返済額が重くのしかかり、さらに入居者も安定せず、購入から数年経っても赤字が続いていました。

このままでは、いつまで経っても赤字が続いてしまうと思い、物件の売却を検討することに。次の投資では損失分を取り返そうと、情報収集に力を注ぎます。

そして、SNSを通じてフィリピン不動産を扱う業者と出会います。

実際にこの業者と会い、フィリピン不動産について詳しく話を聞き、フィリピンの高い経済成長率と、増え続ける人口に期待し投資することに。

契約から1年後、業者からメールがきます。内容は、購入した物件の建設がストップしてしまったとのこと。

Bさんは、「いつ建設が再開されるのか?」や「これまで支払った積立金はどうなるのか?」などを聞いてみましたが、返信は来ず。

結局Bさんがこれまで支払ってきた総額126万円が、返ってくることはありませんでした。

先ほども触れたとおり、フィリピン不動産投資ではプレビルド方式が採用されます。

プレビルド方式では、建設が途中でストップしてしまう、竣工リスクが存在します。そして、建設が一度ストップしてしまうと、再開される見込みは限りなく低くなります。

結局この業者は、フィリピンの高い経済成長率と、増え続ける人口を謳い文句に、多くの人を騙していました。

事実ベースでいえば、フィリピンは高い経済成長率と人口増加率、さらに平均年齢も20代と若く、投資環境としては素晴らしいです。しかし、このような事実を使い、一部で詐欺を行う業者は存在します。

不動産投資の環境としては魅力的なフィリピンですが、その魅力を使った詐欺を行う業者がいるのも事実です。

高い利回りを謳った詐欺

フィリピン不動産投資で高い利回りを謳う業者は詐欺の可能性がある

Cさんは都内在住の20代後半の男性。資産運用に興味はあるが、勇気がなくて足踏みしていることが多くありました。

ある時、知人を通して、フィリピン不動産を扱う業者と知り合います。この業者はとても紳士的で、こちらの話もしっかり聞いてくれるため、Cさんは信頼を抱きます。

業者にフィリピン不動産の魅力を熱く語られ、利回りも「年7〜10%を狙うことも難しくない」と聞き、期待は増すばかりでした。

そして「Cさんだから特別に」と、マニラにある人気コンドミニアム物件を紹介され、その場で契約することに。契約書も用意され、紳士的な業者であることに安心感を抱きます。

しかし、完成予定である2年半後、この業者と連絡が取れなくなります。後でわかったことですが、この業者はフィリピン不動産を扱っておらず、「フィリピンなら高い利回りが狙える」「FIRE達成は夢ではない」など、あの手この手で騙し続けていた詐欺業者でした。

結局、Cさんがプレビルドの状態で支払った380万円は返ってくることはなく、泣き寝入りするしかありませんでした。

不動産投資でよくある詐欺の謳い文句が、「高い利回りを維持して不労所得が得られる」です。確かに、穴場な物件を見つけ、ローンの支払い金額を家賃収入が上回れば、その差額が不労所得となります。

しかし現実は厳しく、管理費や固定資産税の支払い、さらに入居者を一定水準以上維持しなければ、安定した家賃収入は得られません。

Cさんは、フィリピン不動産投資をすることで、高い利回りを実現できるという点に魅力を感じていましたが、そもそもプレビルド状態での利回りは予測に過ぎません。

入居者がどれくらい見込めて、管理費や税金がどの程度発生するなど、細かい点まで話を聞いていれば別ですが、プレビルドの段階ではこれらを予測することは大変難しいです。

現実的なことをいえば、フィリピン不動産投資をする目的は、家賃収入などのインカムゲインよりも、物件の値上がりのキャピタルゲインを狙う方が正しい選択です。

不労所得は多くの方が期待する収益ではありますが、まずはフィリピン不動産投資がどのようなものかを理解しておくといいでしょう。

フィリピン不動産投資で詐欺に巻き込まれた人はいるのか?

フィリピン不動産投資で詐欺に巻き込まれた人はいるのか?
それでは、実際にフィリピン不動産投資で詐欺に遭った人はいるのでしょうか?

ここでは、SNSを中心にフィリピン不動産投資で詐欺に遭った人がいないか調査してみました。

様々なSNSを確認してみましたが、現時点ではフィリピン不動産投資で詐欺に遭った人は見受けられませんでした。

確かに、過去にフィリピン不動産投資に絡む詐欺事例があったのは事実で、その影響もあり「フィリピン不動産を扱う業者が詐欺」という見方をされているのでしょう。

実際に詐欺に遭った人はいませんが、フィリピン不動産投資という得体の知れないものに懐疑的な見方をしている人が多いといえます。

また、そもそもフィリピン不動産投資における詐欺とは何か? を理解しておくことも大切です。

たとえば、プレビルドでフィリピン不動産投資を始め、完成後に物件価格が下落してしまったら詐欺に遭ったということでしょうか?

この場合は、おそらく詐欺ではありません。どのような投資においてもいえることですが、投資に「絶対」はありません。

もちろん、契約時にリスクについて説明をしなかったのは業者側にも問題がありますが、投資する前にどのようなリスクがあるのかは、自分で精査しておかなければなりません。

自分の大切なお金を投じるわけですので、投資する前にどのようなリスクがあるのか、またそのリスクは許容できるのかを良く考えておくといいですね。

フィリピン不動産投資で詐欺に遭わないための3つのポイント

フィリピン不動産投資で詐欺に遭わないための3つのポイント
ここまで、フィリピン不動産投資に絡む詐欺事例や、実際に詐欺に遭った人がいるかを見てきました。

最近はフィリピン不動産投資で詐欺事例は少なくなりましたが、全くないとは言い切れません。ここでは、フィリピン不動産投資で詐欺に遭うリスクを減らす方法を、3つにまとめてみました。

詐欺に遭わないための3つのポイント
  1. 代理店・エージェントの話を鵜呑みにしない
  2. デベロッパー情報を収集する
  3. フィリピンの法律や規制を理解しておく

代理店・エージェントの話を鵜呑みにしない

フィリピン不動産投資を始めるためには、日本にある代理店・エージェントを通じて契約することがほとんどです。

もちろん、代理店・エージェントによっては、定期的に現地の情報を仕入れており、優良物件を扱っている場合もあります。しかし、代理店・エージェントのいうことが全てではない点を理解しておきましょう。

そもそも、フィリピン不動産投資をするのは誰でしょうか?

当然ですが、投資家である私たちです。何がいいたいかというと、投資するのは私たちであり、自分が良いと判断し、お金を投じることが正しいやり方です。

いくら代理店・エージェントが薦めてきた優良物件があったとしても、それは彼らの目線で見たものです。つまり、私たちにとって本当にいいものかわかりません。

プレビルド段階での支払い金額や物件の立地、完成後の運営など、自分で考えてベストな選択をすべきです。話を鵜呑みにしたり、言われるがままに購入したりすることは避けましょう。

なお、フィリピン不動産投資の正しいやり方を、別ページで詳しく解説しています。購入方法や規制、税金、リスクなどを詳しくまとめていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

>>フィリピン不動産投資の正しいやり方は? 税金やリスクについても解説

デベロッパー情報を収集する

実は、フィリピン不動産投資で詐欺に遭うリスクを減らす効果的な方法が、デベロッパーの情報を収集することです。

デベロッパーとは、物件を開発する業者のことで、代理店・エージェントとは異なります。多くの代理店・エージェントは、フィリピン現地のデベロッパーと提携しています。

そして大事なことは、デベロッパーの実績を徹底的に調べることです。

具体的には、フィリピンのデベロッパー業界における立ち位置や強み、過去に納期の遅れがないか、日本との繋がりなどを調べます。

フィリピンのデベロッパーの多くは、日本語の公式サイトも開設しているため、ここから情報を集めてみましょう。

また、同時に代理店・エージェントが本当にデベロッパーと提携しているかもチェックします。中には、「〇〇というデベロッパーと提携しています」と述べているだけで、実際には提携していないことも考えられます。

代理店・エージェントの公式サイトから調べるなど、デベロッパーとの関連性を確認してみましょう。大手デベロッパーと提携しているのであれば、詐欺業者であるリスクは下がるはずです。

フィリピンの法律や規制を理解しておく

フィリピン不動産投資をする上で、現地の法律や規制を理解しておくことは大変重要です。

「知らなかった」や「聞いていない」では遅く、これらを自分で調べておくことで、詐欺に巻き込まれるリスクを減らせます。

たとえば、フィリピンでは外国人による土地の所有が認められておらず、不動産投資する場合は区分所有(部屋単位)でしか購入できません。しかも、外国人の保有割合は1棟のうち、40%までという制限があります。

外国企業、および外国人による土地の所有は認められていない。
コンドミニアム・ユニット所有者で構成される別法人(コンドミニアム企業):外国人や外国法人が所有するユニット数は、コンドミニアム全ユニット数の40%未満でなければならない。

引用:国土交通省

代理店・エージェントと話す際も、こういった情報を持ち出せば、相手も「この人はわかっている」と思われます。つまり、詐欺に遭う確率が減るわけです。

フィリピン不動産投資をする際は、ある程度の知識武装をしてから始めるようにしましょう。

なお、フィリピン不動産投資における、失敗しないためのノウハウをまとめた内容を、別ページで詳しく書いています。

詐欺に遭わない方法だけでなく、フィリピン不動産投資ならではの失敗事例も紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

>>フィリピン不動産投資で失敗しないためには? 事例をもとに徹底解説

まとめ:フィリピン不動産投資で詐欺に遭わないために知識武装を

本記事では、フィリピン不動産投資における詐欺に遭わない方法をお伝えしてきました。

改めてになりますが、現在はフィリピン不動産投資に絡む詐欺事例は減っていますが、それでもゼロとは言い切れません。

詐欺に遭わないためには、代理店・エージェントの話を鵜呑みにせず、自分でも下調べしておく必要があります。調べた上で納得できれば、契約するようにしましょう。

その場の勢いや、業者がいい人だから、と曖昧な理由ではなく、フィリピン不動産投資の知識を付けて納得してから投資してみることをおすすめします。

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